高山善廣選手の復帰とは?
首から下が動かない「頚髄完全損傷」で長期にわたりリングを離れていた高山善廣選手が、実に7年4カ月ぶりにリングに登場しました。
高山選手は、9月3日に東京・後楽園ホールで開催された「TAKAYAMANIA EMPIRE 3」で盟友・鈴木みのる選手との時間無制限一本勝負に臨み、その姿がファンの心を掴みました。
事故の詳しい原因とは?
高山善廣選手のプロレスキャリアと事故
高山選手は、タッグチーム「NO FEAR」での活躍やPRIDEでのドン・フライとの殴り合いなど、数々の名場面を残した日本を代表するプロレスラーです。
しかし、2017年5月のDDT豊中大会で負傷し、「頚髄完全損傷」の診断を受け、首から下が動かないという厳しい状況に直面しました。
以来、リハビリに励む日々が続いています。
TAKAYAMANIA EMPIRE 3での感動のリングイン
「TAKAYAMANIA EMPIRE 3」は高山選手の支援を目的としたイベントで、約5年ぶりの開催となりました。
メインイベントの鈴木みのる vs. 柴田勝頼戦後、サプライズゲストとして高山選手がリングに登場。
場内には「高山コール」が響き渡り、車いすで現れた高山選手に向けて、突如ゴングが鳴り、鈴木選手との一本勝負がスタートしました。
鈴木みのる選手のエールと高山選手の矜持
鈴木選手は「かかって来い!」と涙を浮かべながら挑発し、プロレスラーとしての矜持を見せる高山選手の姿に場内は感動の嵐。
鈴木選手は、「お前が立てないんだったら、この勝負お預けにしてやるよ」とマイクパフォーマンスを行い、「悔しかったら立ち上がって、俺の顔蹴っ飛ばしてみろ!」と激励しました。
最後は、高山選手自らが「いくぞー! NO FEAR!!」と叫び、大会を締めくくりました。
ネットの反応と高まる復活への期待
このイベントは多くのファンに感動を与え、ネット上では「目から汗が…」「大号泣してしまった…」などの絶賛の声が続出。
高山選手の不屈の闘志と復活への期待がさらに高まっています。